Topotal Career Documents¶
はじめに¶
本ドキュメントは Dropbox Engineering Career Framework をベースに作成されています。なお、Topotal の活動に最適化するために、ベースの内容から大幅に変更されています。
ドキュメントに関する不備を見つけた場合は、Issue または PR での修正にご協力ください。
キャリアドキュメントの目的¶
本ドキュメントは、自分の役割やチームに期待されるインパクトを理解し、キャリアを育むためのドキュメントです。マネージャーにとっては、チームへの期待値を設定し、仕事に対する責任範囲を把握することに役立ちます。
注意書き
- 本ドキュメントは事例や行動を網羅したリストではありません
- 仕事についてどう考えるかの指針となる3〜4つ程度の重要な行動の記載はあります
- そのため、マネージャーと面談してインパクトの目標を明確にし、自分の役割に期待されることをすり合わせる必要があります
ドキュメントの構成¶
キャリアドキュメントはレベルごとに個別に作られています。ドキュメントは以下の 2 つのセクションに分かれています。
- Level Expectations
- 各レベルにおける期待値を以下の3つの切り口で記載しています
- Scope: オーナーシップを発揮する範囲
- Collaboration and influence: 組織的な活動や影響力の範囲
- Impact Levers: ビジネスインパクトの達成に必要な技術的な要素
- Scope と Collaboration and influence はレベルが上がるにつれて、範囲が広がるように設計しています
- 各レベルにおける期待値を以下の3つの切り口で記載しています
- Core and Craft Responsibilities
- 役割とチームに特有の重要な行動を定義します
- 以下の 5 つは、レベルの期待に基づいてインパクトを与えるためにどのように活動するかの指標として役立ちます
- Results: 当該レベルのエンジニアに期待する結果
- Direction: チームや会社の方針や戦略に対する貢献
- Culture: 組織づくりや文化醸成への貢献
- Soft Skills: エンジニアリングを遂行する上で重要となる、仕事の進め方や周囲(顧客を含む)と協同する際のベースとなる個人の習慣や特性
- Craft(Hard Skills): ビジネスインパクトを与える際に重要となる、専門分野ごとのテクニカルな知見、経験、訓練
使い方¶
以下の 4 つのステップに沿って利用します。
- 自分のロールとレベルを確認します
- 自分とチームに対する期待値を確認するために、冒頭に1行の概要と Level Expectations を読みます
- 当該レベルに期待される結果や行動、専門的な能力を Core and Craft Responsibilities から読み取ります
- マネージャーと面談し、四半期の目標を設定します
Topotal では、エンジニアの成功を測る際にビジネスインパクトを重視します。長期的なインパクトを生み出すことに重点を置き、過去の活動の振り返りや将来の活動方針を決めてください。